健 康 宣 言

「お客様に満足していただくいいもの造り」これを達成するには、従業員一人ひとりが心身ともに健康であることが何よりも大切なことです。従業員が健康であることは会社にとって、従業員の家族にとって、何物にも変えられない幸せです。
株式会社但馬設備工業は、従業員が意欲をもって力を発揮できる職場環境を整え、健康への意識向上を目指して「健康経営」に取り組んでまいります。

1. 基本方針
「社員の健康こそが品質と地域貢献の源泉」との考えのもと、一人ひとりが心身ともに健康で、最高のパフォーマンスを発揮できる職場をつくります
健康経営の目標
心身の不調がパフォーマンスに影響する尺度
指標(KGI):「不調がパフォーマンスに影響していない」従業員の割合
目標値:60% 達成年度:2028年度
健康経営戦略マップ

2. 取り組み指標
- 健康診断100%実施 (2024年度100%達成)
- 要再検査の受診勧奨
- メンタル&ヘルスにおける離職ゼロを目指す離職率の低減
- 従業員の生産性低下防止・事故発生予防
- 生活習慣病等の高リスク者に対する重症化予防
- ストレスチェックの実施 (2024年度100%達成)

3. 取り組み事項
- 全従業員のヘルスリテラシー向上を目的とし外部保健師による「健康講座」を実施
- 健康リスクへの理解を深め、意識向上の為ポスターなどによる啓蒙促進を実施
- ストレスチェックの実施
- 保健師・管理栄養士による「健康相談窓口」を設置
- 外部カウンセラーによる「ヘルスチェック+健康面談」の実施。健康課題の把握~改善
- 従業員「健康意識アンケート調査」施策に対する「アンケート調査」により課題把握~分析~改善
- 健康課題に対する取組み
- ウォーキングラリーの実施
4. 取り組み事項の評価・改善
- 健康経営コンサルタントのアドバイスを参考に取り組み事項の達成状況について4か月毎に課題に対する進捗度を確認し評価をする
- 当社の健康課題に対しPDCAに則り推進し成長の継続に繋げる
2025年度の取り組み
高齢の従業員も在籍し、肩こり・腰痛等、生活習慣病リスクによる、欠勤やパフォーマンス低下が懸念される
肩こり腰痛改善を目的として、「チーム対抗・ウォーキングラリー」を実施した。また、痛みが強い従業員には、個別カウンセリングにて段階的なサポートを実施している。また、社員の食生活改善にも積極的に取り組んでいる。さらに、以下の健康経営施策を体系的に実施している。
- 全社員を対象に年2回の「未病ヘルスチェック」を実施。
- 健康面談を通じて個々の健康課題を可視化し、改善支援を実施。
- 保健師監修による「健康ニュースレター」配信やオンラインセミナーを毎月実施。
- 毎週の健康情報配信により、日常的な健康意識の定着を促進。
- 「健康改善表彰式」を開催、社内全体の健康意識向上を推進。
ウォーキングラリー




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2025年取り組みの評価
「ウォーキングラリー」は100%の従業員が参加となり、大いに盛り上がりを見せ社内エンゲージメントが一気に高まった。
全従業員を対象に実施したヘルスチェックと健康面談後のアンケートでは、
健康意識が上がった割合が100%(「とても」73.7%、 「やや」26.3%)となり、高い効果が確認された。
また、日々の行動を変えようと思ったかも100%(「とても」78.9%、 「やや」21.1%)となり、意識・行動ともに大きな変化が見られた。
さらに、2025年10月に実施した健康アンケートでは、健康状態が良い割合が72.7%と高水準を示し、仕事に熱意を感じる85.8%、仕事への誇りとやりがいを感じている76.2%と、エンゲージメント効果も顕著であることが確認された。
これらの効果を受け、代表が経営者会合などで健康経営の推進を行い、部長クラスの幹部も会合で自社の取組みを発表するなど、地域社会に向けた健康経営の普及・推進も積極的に行われている。
一方で、不調がパフォーマンス低下に影響している割合は66.7%と高く、今後はさらなる改善策の検討が必要である。
ヘルスチェック・健康面談2025
今回のカウンセリングでご自身の心と身体の関心度は高まりましたか?(n=19)
本日の結果を踏まえて日々の行動を改善しようと思いましたか?(n=19)
2025年今後の改善方針
2025年9月に実施した初の「健康改善・表彰式」では、普段おとなしい従業員からも歓喜の声があがり、健康経営が社内全体に浸透する良いきっかけとなった。この成果を受け、今後も継続して実施する。
健康改善賞に加え、「ウォーキングラリー表彰式」も併せて実施予定とし、さらなるモチベーションの向上を図る。従業員が主体的に取り組みを継続することで、健康意識および行動のさらなる変革を促進する。あわせて、従業員の不調に関する要因分析も新たに実施する。
「不調がパフォーマンス低下に影響している」という点については、肩こりや腰痛の高さが影響していると推測される。今後は、社内に健康意識を根付かせる風土を醸成し、従業員が積極的にストレッチを行うなど、改善方法の提案を行う。
不調の要因は個々に異なるため、調査を行い、併せてサポート体制の充実を図る。